概要

東北大学では、文部科学省のスーパーグローバル大学創成プロジェクトの採択を受け、国際的な大学院教育環境を整備するために、10の国際共同大学院プログラムを展開します。

生命科学分野では、Neuro Globalプログラムが2018年度より立ち上がりました。
このコースでは、神経科学を中心に据えつつ、関連する生命科学分野、ゲノム・メタゲノム科学、疫学や臨床まで多彩な研究分野の研究室に所属することができます。

Neuro Globalプログラム生は大学院入学後に募集され、所定の試験(Qualifying Exam)に合格すると、海外の連携先研究機関において研修や短期留学を行うことが可能で、そのための渡航費が支給されます。

将来、世界で活躍する研究者を目指す方が進学されることを待っています!

代表メッセージ

大隅 典子

東北大学Neuro Global国際共同大学院プログラム代表
東北大学副学長
東北大学大学院医学系研究科附属創生応用医学研究センター長

東北大学では「門戸開放」という開学の理念に基づきグローバルな教育・研究環境の醸成を進め、2015年より東北大学学位プログラム推進機構国際共同大学院プログラム部門が設置されました。現在、10のプログラムが開講もしくは開講予定となっています。

生命科学・脳科学分野に関しては、2018年4月よりNeuro Global国際共同大学院プログラム(NGP)が開始されました。NGPでは、生命科学研究科および医学系研究科に所属する大学院生の中から本プログラムに参画する学生を選抜し、英語による講義やスプリングスクール、サマースクール等の機会を提供します。原則として修士課程(博士課程前期)の終わりに行われるQualifying Exam 1(QE1)に合格した方には、数ヶ月以上にわたる海外研修の機会が与えられます。プログラム参加の学生には経済支援を行い、国内外からの優秀な学生を募ります。

これからの生命科学分野、脳科学分野で活躍する研究人材には、よりいっそうの国際性が求められています。ぜひ、本NGPに参加して国際的な研究力とリーダーシップを身につけて下さい。

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